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2025年産もち米の検査数量、3月末時点で前年同時点より約10%少ない 新潟・秋田で減少幅大きく

農林水産省が2026年4月30日に公表した農産物検査結果(速報値・2026年7月に一部修正。本記事の数値は修正後の値)によると、2025年産(令和7年産)の水稲もち玄米の検査数量は、2026年3月末(3月31日現在)の時点で170,573トンと、前年産の同じ時点(2025年3月31日現在・2025年4月30日公表の速報値で190,002トン)より約10%少なかった。2026年9月28日時点で公表されている2025年産の速報は、この3月31日現在の値が最新で、確定値(2026年10月31日現在)はまだ公表されていない。

産地別では、検査数量の多い順に北海道45,163トン(前年同時点比4.8%減)、新潟24,024トン(前年同時点比24.9%減)、佐賀20,054トン(前年同時点比0.1%増)、秋田18,060トン(前年同時点比19.1%減)だった。検査数量の多い10道県(下の表)の中で、前年同時点からの減少率が大きいのは新潟(約25%)と秋田(約19%)。

産地別の検査数量(3月末時点)

道県2025年産(2026年3月31日現在)2024年産(2025年3月31日現在)前年同時点比(当センター計算)
全国170,573トン190,002トン▲10.2%
北海道45,163トン47,445トン▲4.8%
新潟24,024トン32,003トン▲24.9%
佐賀20,054トン20,028トン+0.1%
秋田18,060トン22,320トン▲19.1%
千葉8,855トン10,346トン▲14.4%
岩手8,228トン8,716トン▲5.6%
熊本7,765トン8,466トン▲8.3%
山形6,430トン6,653トン▲3.3%
宮城4,170トン4,925トン▲15.3%
富山3,573トン4,004トン▲10.8%

主食用もち米の販売(全国集出荷団体)

販売の側では、米穀安定供給確保支援機構の資料「もち米をめぐる状況」(令和8年4月)によると、全国集出荷団体の主食用もち米の年間販売数量は、令和7米穀年度(2024年11月〜2025年10月)に63.4千トンと、前年度(80.9千トン)より約22%少なかった。

数字の読み方

検査数量は農産物検査を受けたもち米の数量で、検査を受けずに流通するもち米は含まない。前年同時点との比較は、両年産の同じ時点(3月31日現在)の速報値どうしを比べたもので、増減率は当センターの計算。検査数量の増減が作付の増減によるものかどうかは、これらの資料からは分からない。

出典: 農林水産省『令和7年産米の農産物検査結果(速報値)(令和8年3月31日現在)』(2026-04-30・2026年7月一部修正。本記事は修正後の値)/農林水産省『令和6年産米の農産物検査結果(速報値)(令和7年3月31日現在)』(2025-04-30)/米穀安定供給確保支援機構『もち米をめぐる状況 令和8年4月』(2026年4月)

本記事は農林水産省と米穀安定供給確保支援機構の公表資料の数値を、当センターがまとめた速報です。増減率は当センターの計算です。

この記事は、農林水産省などが公表した資料をもとに、決まった書式に沿ってまとめたものです。掲載する数値や名称は、公開前に元の資料と一つずつ照らし合わせています。