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武部農林水産大臣が就任会見 米政策は「需要に応じた生産」を徹底 令和7年産21万トンの買戻しは「着実に実行」
2026年10月17日コメ政策
武部新農林水産大臣は10月15日、農林水産省で就任記者会見を行った。農林水産省が公表した会見概要(令和8年10月15日21時24分から22時44分、本省講堂)によると、冒頭発言で米について「令和9年度からの水田政策の見直しの骨格を取りまとめたことから、現場の御意見を丁寧に把握しつつ、今後、支援単価の水準など詳細な制度設計を具体化します」と述べ、政府備蓄米については「令和7年産21万トンの買戻しを着実に実行してまいります」と述べた。
米の需給については、記者の質問に対し「10月13日に発表いたしました、「令和8年度水稲の9月25日現在の予想収穫量」は741万トンとなっております」とし、「9月に策定した米の基本指針の需要見通しの最大値711万トンを大幅に超える生産が見込まれています」と述べた。令和9年6月末の民間在庫量については「今月末の食糧部会でお示しする予定」とした。令和9年産に向けては「主食用米のみならず、加工用米、米粉用米、輸出用米等の需要の開拓を進めることが、大変、重要だと考えています」とし、「多様な米の「需要に応じた生産」を徹底することが基本的な方針です」と述べた。
米の価格については「私の方から、この価格がどうだというふうなことは、差し控えさせていただきたいというふうに思います」と述べた。コスト指標については「このコスト指標によって、どれだけの米価であれば、農家の皆さん方が頑張っていただけるのか、営農をしっかりとやっていただけるのかということも、しっかりと理解を醸成していくための指標であるというふうに思っております」と述べた。簗前大臣が「概算金の形成なども含めて、現場でのコスト指標の運用を、省内で検証する」と指示していたことが引き継がれるかとの質問には「しっかりと、概算金も含めて検証をしていきたいと思っておりまして、引き続き、簗前大臣と同様に、調査については進めてまいりたいというふうに思います」と述べた。
政府備蓄米の買戻しについては「まず、令和7年産の買戻しについて、滞りなく進むように、しっかりと進めてまいりたいというふうに思います」とし、追加の買戻しの判断については「この長雨や災害の作況も、見極める必要があると思いますし、それから在庫の積み上げがどうなるかということも見極めなければならないと思っております」「作況や在庫を見ながら、適正に備蓄水準まで買戻しをしていく、或いは入札をするということをやっていく必要があるのだろうと思っています」と述べた。
令和9年度からの水田政策の支援単価については「今の段階で、まさに詳細な制度設計の検討をしている最中なので、その単価ですとかについては、現時点で申し上げることはできません」とし、「現場からも、現行の水活の水準以上を確保するよう、そういう大きな要求をいただいているところでありますので、令和9年度の予算編成過程の中で、しっかりと決定してまいりたいというふうに思います」と述べた。生産の目標については「2030年に818万トンを生産するという増産目標を持っています」と述べた。
本サイトの既報は「農林水産大臣に武部新氏が就任 簗和生氏は退任」(10月16日)と「農林水産大臣が辞表を提出 在任中のコメ政策の主な動きと今後の予定」(10月15日・10月16日追記)。
出典: 農林水産省『武部農林水産大臣就任記者会見概要』(令和8年10月15日・2026-10-17 閲覧)/農林水産省『大臣等記者会見』(2026-10-17 閲覧)
本記事の「 」の中は、農林水産省が公表した会見概要の文言のまま引用した。
この記事は、農林水産省などが公表した資料をもとに、決まった書式に沿ってまとめたものです。掲載する数値や名称は、公開前に元の資料と一つずつ照らし合わせています。
