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令和8年産のふるい下米の発生見込み(9月25日現在)全国30万1,000トン 1.70mm ベースと生産者ふるい目幅ベースの主食用予想収穫量の差 前年産の確報の差は28万7,000トン

数値は9月25日現在の予想で、農林水産省統計部が10月13日に公表した作物統計調査「令和8年産水稲の作付面積及び9月25日現在の予想収穫量」による。主食用の予想収穫量は、ふるい目幅1.70ミリメートルベース(生産者ふるい下米を含む)で740万6,000トン、生産者が使用しているふるい目幅ベース(生産者ふるい上米)で710万5,000トン。両者の差である予想収穫量(生産者ふるい下米)は30万1,000トン(前年産との対差+1万4,000トン・対比105%)で、1.70ミリメートルベースの予想収穫量に対する比率は4.1%(当センターの計算)。10アール当たり予想収量は、1.70ミリメートルベースが546キログラム、生産者ふるい目幅ベースが524キログラム。

前年産の令和7年産の確報(作物統計の収穫量累年統計)では、主食用収穫量が1.70ミリメートルベースで746万8,000トン、生産者ふるい目幅ベースで718万1,000トン、差は28万7,000トン(比率3.8%)。令和3年産以降の確報の差は、令和3年産が30万9,000トン(4.4%)、令和4年産が31万1,000トン(4.6%)、令和5年産が22万トン(3.3%)、令和6年産が27万3,000トン(4.0%)、令和7年産が28万7,000トン(3.8%)(差と比率は当センターの計算)。

統計部の統計表では、予想収穫量(生産者ふるい下米)は「予想収穫量(主食用(生産者ふるい下米含む))から予想収穫量(主食用(生産者ふるい上米))を差し引いた玄米の重量」(統計表の注6)で、生産者ふるい下米は、ふるい目幅1.70ミリメートル以上で生産者が使用しているふるい目幅(1.80〜1.90ミリメートル)未満の、農産物規格規程三等以上の玄米(公表資料の参考4)。令和8年産の差は統計部の公表値、確報の年産の差は両ベースの収穫量の公表値から当センターが同じ定義で計算した値。差は収穫量の見込みで、特定米穀として流通する量ではない。1.70ミリメートル未満のふるい下米と規格外の玄米は、どちらのベースの収穫量にも含まれない。

都道府県別の予想収穫量(生産者ふるい下米)の上位10県は、北海道29,000トン(比率5.4%・生産者ふるいの目幅1.9ミリメートル)、宮城22,900トン(比率6.1%・生産者ふるいの目幅1.9ミリメートル)、山形18,900トン(比率5.6%・生産者ふるいの目幅1.9ミリメートル)、秋田17,300トン(比率3.9%・生産者ふるいの目幅1.9ミリメートル)、新潟16,700トン(比率3.0%・生産者ふるいの目幅1.85ミリメートル)、栃木16,300トン(比率5.1%・生産者ふるいの目幅1.85ミリメートル)、茨城14,200トン(比率3.9%・生産者ふるいの目幅1.85ミリメートル)、岩手13,500トン(比率5.1%・生産者ふるいの目幅1.9ミリメートル)、富山12,700トン(比率6.7%・生産者ふるいの目幅1.9ミリメートル)、青森10,300トン(比率3.8%・生産者ふるいの目幅1.9ミリメートル)。1.70ミリメートルベースの予想収穫量に対する比率の上位5県は大分7.8%、富山6.7%、福井6.2%、宮城6.1%、山形5.6%、下位5県は徳島1.0%、千葉1.3%、和歌山1.7%、沖縄1.7%、京都1.9%(比率は当センターの計算)。

都道府県別の全体と年産別の差の推移は、当センターのコメ関連データ集「ふるい下米の発生見込み」の表に収録している(都道府県別は会員版)。10月25日現在の予想収穫量(2026年11月中旬の公表予定)と収穫量の確定値(12月の公表予定)が出たら、表と本記事の数値を更新する。

全国の主食用収穫量の2つのふるい目幅ベースと差(生産者ふるい下米)・令和3〜8年産

年産区分主食用収穫量 t(1.70mm ベース・下米含む)主食用収穫量 t(生産者ふるいベース・上米)差 t(生産者ふるい下米)差の比率 %10a当たり収量 kg(1.70mm)同(生産者ふるい)
2026年産(令和8年産)予想(9月25日現在)7,406,0007,105,000301,0004.1546524
2025年産(令和7年産)確報7,468,0007,181,000287,0003.8547526
2024年産(令和6年産)確報6,792,0006,519,000273,0004.0540519
2023年産(令和5年産)確報6,610,0006,390,000220,0003.3533515
2022年産(令和4年産)確報6,701,0006,390,000311,0004.6536511
2021年産(令和3年産)確報7,007,0006,698,000309,0004.4539515

都道府県別の予想収穫量(生産者ふるい下米)の上位10県(令和8年産・9月25日現在)

都道府県生産者ふるいの目幅 mm予想収穫量 t(1.70mm ベース・下米含む)予想収穫量 t(生産者ふるいベース・上米)予想収穫量 t(生産者ふるい下米)同 前年産との対差 t差の比率 %
北海道1.9537,600508,60029,000+6,4005.4
宮城1.9373,900351,00022,900+2,6006.1
山形1.9339,200320,30018,900+3,4005.6
秋田1.9445,900428,60017,300▲6,3003.9
新潟1.85560,600543,90016,700▲1,7003.0
栃木1.85319,600303,30016,300+2,4005.1
茨城1.85361,300347,10014,200+2003.9
岩手1.9264,600251,10013,500+2,7005.1
富山1.9189,400176,70012,700+9006.7
青森1.9268,900258,60010,300+3003.8

出典: 農林水産省『作物統計調査 令和8年産水稲の作付面積及び9月25日現在の予想収穫量』(2026-10-13)/農林水産省『令和8年産水稲の作付面積及び9月25日現在の予想収穫量 統計表』(e-Stat・2026-10-13)/農林水産省『作物統計 収穫量累年統計 水稲(全国・都道府県別)』(e-Stat・令和7年産までを収録)/コメ価格情報センター『コメ関連データ集 ふるい下米の発生見込み』(本記事の表の全体・都道府県別は会員版)

数値は農林水産省統計部の公表値(令和8年産は9月25日現在の予想・確報の年産は作物統計の収穫量累年統計の値)と、公表値どうしの差・比率(当センターの計算)。「1.70mm ベース」はふるい目幅1.70ミリメートルで選別した玄米で生産者ふるい下米を含み、「生産者ふるい目幅ベース」は生産者が使用しているふるい目幅(1.80〜1.90ミリメートル)で選別した玄米(生産者ふるい上米)。収穫量は原本のとおり3桁の有効数字に丸めた値で、都道府県ごとの積上げ値を四捨五入しているため、都道府県の計は全国の値と一致しないことがある。差の比率は差を1.70ミリメートルベースの収穫量で割った値(小数1桁)。前年産との対差・対比は統計部の公表値。

この記事は、農林水産省などが公表した資料をもとに、決まった書式に沿ってまとめたものです。掲載する数値や名称は、公開前に元の資料と一つずつ照らし合わせています。