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ふるい下米の発生見込み
農林水産省統計部の水稲の収穫量の公表に載る主食用収穫量の 2 つのふるい目幅ベース(ふるい目幅 1.70mm で選別した玄米=生産者ふるい下米を含む、生産者が使用しているふるい目幅で選別した玄米=生産者ふるい上米)と、その差=生産者ふるい下米の重量を、令和8年産は 9月25日現在の予想収穫量の統計表(差は統計部の公表値)、令和3〜7年産は収穫量累年統計の確報(差は当センターの計算)から組んだ。公開面は全国の年産別、都道府県別は会員版。公開都道府県別会員
単位: 収穫量 t(原本のとおり 3 桁の有効数字に丸め)・10a当たり収量 kg・比率 %/粒度: 全国・都道府県・年産(令和8年産は予想の時点つき)/更新周期: 年 3 回(10月下旬=9/25現在の予想、11月中旬=10/25現在の予想、12月上旬=収穫量の確定値)。確報は翌年 3 月末の累年統計の更新で差し替え
この表について: 農林水産省統計部の水稲の収穫量の公表には、主食用の収穫量が「ふるい目幅 1.70mm で選別した玄米」と「生産者が使用しているふるい目幅(1.80〜1.90mm)で選別した玄米」の 2 つのベースで載っています。前者は生産者ふるい下米を含み、後者は生産者ふるい上米だけなので、2 つの差が生産者ふるい下米(ふるい目幅 1.70mm 以上・生産者ふるい目幅未満・農産物規格規程三等以上の玄米)の重量です。令和8年産の予想収穫量の統計表には統計部がこの差を「予想収穫量(生産者ふるい下米)」の列(④=⑥−③)として載せており、表1 の予想の行はその公表値、確報の年産の差は同じ定義で当センターが計算した値(確報には下米の列が無いため)です。差は収穫量(発生量の見込み)で、特定米穀として流通する量ではありません。1.70mm 未満のふるい下米と規格外の玄米は、どちらのベースにも含まれません。
表1 全国の主食用収穫量の 2 つのふるい目幅ベースと差(生産者ふるい下米)・年産別(2021〜2026年産)
| 年産 | 主食用収穫量 t(1.70mm ベース・下米含む) | 主食用収穫量 t(生産者ふるいベース・上米) | 差 t(生産者ふるい下米) | 差の比率 % | 10a当たり収量 kg(1.70mm) | 同(生産者ふるい) | 差の出所 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年産 令和8年産・予想(9月25日現在) | 7,406,000 | 7,105,000 | 301,000 | 4.1 | 546 | 524 | 統計部の公表値(統計表の④=⑥−③) |
| 2025年産 令和7年産・確報 | 7,468,000 | 7,181,000 | 287,000 | 3.8 | 547 | 526 | 本サイトの計算(⑥−③) |
| 2024年産 令和6年産・確報 | 6,792,000 | 6,519,000 | 273,000 | 4.0 | 540 | 519 | 本サイトの計算(⑥−③) |
| 2023年産 令和5年産・確報 | 6,610,000 | 6,390,000 | 220,000 | 3.3 | 533 | 515 | 本サイトの計算(⑥−③) |
| 2022年産 令和4年産・確報 | 6,701,000 | 6,390,000 | 311,000 | 4.6 | 536 | 511 | 本サイトの計算(⑥−③) |
| 2021年産 令和3年産・確報 | 7,007,000 | 6,698,000 | 309,000 | 4.4 | 539 | 515 | 本サイトの計算(⑥−③) |
新しい年産が上。単位は t・kg。1.70mm ベース=ふるい目幅 1.70mm で選別した玄米(生産者ふるい下米を含む)、生産者ふるいベース=生産者が使用しているふるい目幅で選別した玄米(生産者ふるい上米)。差の比率 = 差 ÷ 1.70mm ベースの収穫量 × 100。収穫量は原本のとおり 3 桁の有効数字に丸めた値。先頭の予想の行は統計部「令和8年産水稲の作付面積及び9月25日現在の予想収穫量」の全国の値で、10月25日現在の予想(11月中旬の公表予定)と収穫量の確定値(12月の公表予定)が出たら差し替える。
図1 の値は表1 の「差 t」と同じです。
都道府県別(令和8年産 9月25日現在の予想の 47 都道府県と、年産別の差・比率)は会員版。作付面積・10a当たり予想収量・作況単収指数は作況指数の表3、確報の年産の作付面積・収穫量は水稲の作付面積・収穫量・10a当たり収量にあります。
読み方の注意
- 生産者ふるい下米は、ふるい目幅 1.70mm 以上・生産者が使用しているふるい目幅(1.80〜1.90mm)未満で、農産物規格規程三等以上の玄米(統計部の公表資料の参考 4)。1.70mm 未満のふるい下米と規格外の玄米は、どちらのベースの収穫量にも含まれない。
- 令和8年産の差は、統計表の「予想収穫量(生産者ふるい下米)」の列(④=⑥−③。予想収穫量(主食用・生産者ふるい下米含む)から予想収穫量(主食用・生産者ふるい上米)を差し引いた玄米の重量=統計表の注 6)の公表値。確報(収穫量累年統計)には下米の列が無いため、令和3〜7年産の差は同じ定義で当センターが計算した。
- 差は収穫量(発生量の見込み)で、特定米穀として流通する量ではない。生産者ふるい下米が主食用・加工用・飼料用などのどの用途に向かうかは、この統計からは分からない。
- 生産者が使用しているふるい目幅ベースの 10a当たり収量は、都道府県ごとに過去 5 か年に生産者が使用したふるい目幅の分布で最も多い使用割合の目幅で選別した玄米を基に算出した値(統計表の注 4)。目幅は都道府県の列に出す。
- 予想収穫量(主食用)は都道府県ごとの積上げ値を四捨五入しているため、全国の値と都道府県の計は一致しないことがある(統計表の注 7)。検算欄の許容は 0.05% または 500 t。
- 生産者ふるい目幅ベースの収穫量は平成27年産から公表されている(表は令和3年産から)。令和7年産から農林水産省は生産者ふるい目幅ベースの収穫量を主食用の収穫量として公表している。
今回載せていないもの(一次資料が機械抽出できない・未公表などのため)
- 令和8年産の 10月25日現在の予想(11月中旬の公表予定)と収穫量の確定値(12月の公表予定)が出たら、予想の行を差し替える
- 平成27〜令和2年産の確報(両ベースの収穫量は収穫量累年統計にある)。表は令和3年産から
- 農業地域別の差(統計表と累年統計にあるが、表は全国と都道府県だけ)
次回の公表予定: 2026-10月中旬(作物統計 速報(作況調査(水陸稲),面積調査))。定期公表カレンダー
出典
- 農林水産省 作物統計調査 令和8年産水稲の作付面積及び9月25日現在の予想収穫量(PDF・2026年10月13日公表。統計表は e-Stat の Excel)(https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kome/pdf/suito…・PDF+Excel(e-Stat ファイル直リンク))
- e-Stat 令和8年産水稲の作付面積及び9月25日現在の予想収穫量 統計表(Excel)(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files/data?sinfid=000040463685&ex…・Excel(e-Stat ファイル直リンク))
- e-Stat 作物統計(普通作物・飼料作物・工芸農作物) 収穫量累年統計 水稲(全国・都道府県別・令和7年産まで・2026-03-30 更新)(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&touk…・Excel(e-Stat ファイル直リンク))
- 当センター P-1 水稲の作付面積・収穫量・10a当たり収量(確報の年産の両ベースの値の出所)(https://kome-kakaku.com/stats/production/area-yield.html・表)
- 当センター P-2 作況指数(令和8年産の予想収穫量の表の出所)(https://kome-kakaku.com/stats/production/crop-index.html・表)
取得日: 2026-10-14。更新周期: 年 3 回(10月下旬=9/25現在の予想、11月中旬=10/25現在の予想、12月上旬=収穫量の確定値)。確報は翌年 3 月末の累年統計の更新で差し替え。原本 3 本を保存。
- 一致 令和8年産(2026-09-25 現在の予想)の行 = 統計部の統計表 Excel の読みなおし(主食用の予想収穫量 ③・④・⑥、10a当たり予想収量 ②・⑤、生産者ふるいの目幅。全国と都道府県 48 行。原本の SHA-256 = 取得時の記録) 288 セル 突合・不一致 0 []・SHA-256 一致
- 一致 差 = 1.70mm ベースの主食用収穫量 − 生産者ふるい目幅ベースの主食用収穫量(④=⑥−③・±1 t・統計表の注 6 の定義)、比率 = 差 ÷ 1.70mm ベース × 100(小数 1 桁)の再計算(全行) 288 行 576 組 検査・不一致 0 []
- 一致 確報の年産(2021〜2025年産)の行 = 収穫量累年統計の表(P-1・2026-09-24 の検算で累年 Excel と令和7年産 確報 Excel に一致)の主食用収穫量(1.70mm・生産者ふるい上米)と 10a当たり収量 240 行 960 セル 突合・不一致 0 []
- 照合なし 確報の年産の行 = 収穫量累年統計の Excel(全国・都道府県の 48 本)の読みなおし 原本(累年統計の Excel)と xlrd が手元に無い(原本のある PC で検算する。表の値は P-1 と一致=上の行)
- 一致 Σ都道府県(47)≒ 全国(1.70mm ベース・生産者ふるい目幅ベースの主食用収穫量と差・年産ごと。都道府県ごとの積上げ値を四捨五入=統計表の注 7。許容は 3 列とも全国の 1.70mm ベースの主食用収穫量の 0.05%=丸めの積み上げの上限、最小 500 t) 6 年産 18 組 検査・許容超え 0 []・最大のずれ 779 t(2025年産 under_t)
- 一致 差(生産者ふるい下米)が全行で正(1.70mm ベース > 生産者ふるい目幅ベース。0 以下の行があれば公開しない) 288 行・0 以下 0 []
- 参考 令和8年産の生産者ふるいの目幅の分布(都道府県・統計表の「最も多い使用割合の目幅」)と、差の比率の範囲 目幅 {'1.8': 17, '1.85': 19, '1.9': 11}(県数)・全国の比率 {'2026': '4.1', '2025': '3.8', '2024': '4.0', '2023': '3.3', '2022': '4.6', '2021': '4.4'}・都道府県の比率 0.5〜8.0%
CSV: この表の CSV(全期間・全列)は会員版です。会員版(ログイン)からダウンロードできます。
改定履歴: 2026-10-16: 初版(統計部「令和8年産水稲の作付面積及び9月25日現在の予想収穫量」の統計表と、収穫量累年統計の令和3〜7年産 確報から表化。予想の行は 10月25日現在の予想(11月中旬の公表予定)と確定値(12月の公表予定)が出たら差し替える)
